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事業詳細

大学と発電事業者による
広域のコンソーシアムの形成

秋田

学:秋田大学・秋田県立大学
産:三菱商事洋上風力(商用)

新潟

学:新潟大学​
産:RWE Renewables Japan(商用)

千葉

学:千葉大学
産:三菱商事洋上風力(商用)、東京電力RP(NEDO実証)

北九州

学:北九州市立大学
産:九電みらいエナジー(商用、NEDO実証)

長崎

学:長崎大学
産:ENEOSリニューアブル・エナジー(商用)、中部電力(商用)、九電みらいエナジー(潮流実証)

台湾

学:長崎大学
産:JERA(商用)、(台湾Formosa)

2024年度 事業実施体制(2024年4月)

本カリキュラム修了生の教育目標

本教育カリキュラムが目指す育成人材像を踏まえた、修了生の教育目標は、以下のとおり

大学教育カリキュラムが目指す育成人材像

将来的に洋上風力のプロジェクトマネジメントを担える素養を有する人材

洋上風力と関連する学術研究及び関連学問分野における深い専門性を有する人材

専門性やイノベーションを通じて洋上風力産業の発展に寄与する人材

将来的に洋上風力のプロジェクトマネジメントを
担える素養を有する人材

洋上風力と関連する学術研究及び
関連学問分野における深い専門性を有する人材

専門性やイノベーションを通じて
洋上風力産業の発展に寄与する人材

本カリキュラムの修了生の教育目標

  • 洋上風力発電事業の全体工程と適切な計画・工程管理の基本的な考え方を理解している
  • 洋上風力発電事業の主要なリスクや課題を理解し、リスク管理対策の知識を有している
  • 洋上風力発電事業で必要となるファイナンス・契約・許認可の全体像を把握している
  • 洋上風力による地域社会への影響、地域社会との共生を理解している
  • 洋上風力発電設備の技術の基本や先端技術を理解している
  • グローバルな目線で物事を捉え、多文化共生を理解し、文化や仕事の進め方が異なるステークホルダーと協力して物事を進めることができる
  • 洋上風力発電事業の現場が直面している課題を捉え、深い専門性や研究・技術開発等を通じて、実践的なソリューションを提案できる

産学連携によるイノベーション創出の
仕組みづくり

産学連携によるイノベーション創出の仕組みとして、海外事例を踏まえると、下記2点がポイントとなる。

企業からの課題(研究テーマ)の提示と
大学・学生とのマッチング

企業への長期インターンを通じた現場と
密着した研究活動

また、大学教育への社会人の参画促進により、学生と社会人の交流が生まれ、研究活動の高度化につながる効果も期待される。
上記踏まえ、令和5年度では、主に以下の4つの施策についてより詳細な検討を進めていく。

産学連携による現場の知と大学教育・研究の融合方法

① 短期インターンの高度化に向けた検討
  • 企業での短期インターンの中で、学生の研究活動の高度化につながる情報提供やアドバイスを実施。
  • 企業が提示した課題にインターン生が取り組む形式の試行。
② 長期インターンの実現に向けた仕組み検討
  • 企業での長期インターンにより、産業界と密に連携した研究活動を実施するための仕組みの検討。
    • 課題①:企業側のメリットや積極的な参画をどう確保するか。
    • 課題②:企業と学生の効果的なマッチングをどう実現するか。
    • 課題③:長期インターンに係る運営費用(国の補助や企業からの寄付)をどう確保するか。
  • 海外・外資系企業への長期インターンを含めた取組みの検討。
③ ニーズ・シーズマッチングの仕組み検討
  • 産学の相互理解の深化、産業界のニーズと大学側のシーズのマッチング、具体的な連携方法を協議する場を定期的に開催し、具体的な共同研究テーマの開拓を実施。
④社会人の参画を促進する仕組みの検討
  • 社会人のリスキリングの場としての効果的な在り方を検討。
  • 社会人が修士・博士課程等の大学教育・研究に参加しやすくする仕組みづくりを検討(オンライン化等)。

産学連携型共同講座の構成イメージと
産学役割分担案

主要教育・研究テーマ群に対する既存リソースの対応状況を踏まえ、令和6年度以降に実現を目指す産学連携型共同講座では、下図の講義・科目構成イメージをベースとし、具体的な検討を実施している。
社会人参画促進の観点では、工学系分野で専門的内容の充実が必要という意見が挙げられた。学生教育とリカレント教育の両立の観点で、教育内容や難易度等のバランスをいかに取るかも、今後の検討課題の一つとなる。

産学連携型共同講座の講義・科目構成イメージと実施主体案(講義・科目構成イメージ)

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